【暮らしの豆知識】08 陶器と磁器の、ちがい

『暮らしのアカデミー』Vol.7「陶のアクセサリー作り、ワークショップ」
に関わる豆知識です
豆知識08

「陶器と磁器の、ちがい」
陶芸と言えばその素材は粘土というのは、みなさんご存知のことかと思います。
では、その粘土にも種類があって、ご自宅で使用されている食器にも
大きく分けると「陶器」と「磁器」の2種類があるのをご存知でしょうか。

陶器は陶土で作られた器、磁器は磁土で作られた器です。
この陶土と磁土は同じ粘土でも成分や性質が違っていて、
見た目も大きく違います。
まず陶土の原料が土なのに対し、磁土の原料は石です。なので、
陶器を“土もの”、磁器を“石もの”などと呼ぶこともあります。
そして焼成の温度も違います。
一般的な陶土の焼成温度が1230〜1250℃なのに対し、
磁土は1280〜1300℃と、陶土よりも高い温度で焼成するのが一般的です。
また焼きあがった見た目も違います。
焼成後の陶土の素地はザラザラしており、水を垂らすとすぅっと吸い込みます。
磁土の場合は焼成後の素地はきめ細かく非常に滑らかで、
水を垂らしても吸い込みません。

このように陶器と磁器には、その原料である粘土の性質に大きな違いがあるのです。
では簡単な陶器と磁器の見分け方を、お教えしましょう。器をひっくり返して、
釉薬がついていない底の部分を見て下さい。
素地の色が赤や茶色だったり、白や黒いつぶつぶがあったり、
ざらざらとした肌触りのものは、大抵陶器です。和食器と呼ばれているものは、
陶器であることが多いです。
また素地部分が真っ白できめ細やかな器は磁器の可能性が高いです。
磁器は洋食器に良く使用されているので欧米の食器メーカーのものは磁器だと
思っていただいて間違いないです。

もし、興味がありましたら、ご自宅の器を取り出して、それが陶器なのか、磁器なのか見てみて下さい。
今まで何気なく使っていた器が、少し違って見えてくるかもしれません。
もちろん、陶器、磁器どちらが優れているとか高価だとかは全くありません。
使う方の好みに合った器をお使いいただくのが一番ですので、
今まで通りご自宅の器たちを末長くご愛用ください。

『暮らしのアカデミー』Vol.7「陶のアクセサリー作り、ワークショップ」
日時 2015年1月17日 土曜日
時間 14:00~16:00
場所 やのや
講師 陶芸家・須藤圭太(すとうけいた)さん
参加費 2,000円
定員 :10名
申し込み方法 ※定員に達しましたので、締め切りました


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